ひまわりのたね通信

また一つ広見の宝が、灯火が消えました。

 昨日、可児市消防団団長 日比野恵勇氏の葬儀が故人を慕う多くの
参列者に見送られ、しめやかに執り行われました。

 私も個人的に大変お世話になった方であり、第1分団第1部の団員
時代の半分の2年間を日比野団長(当時部長)のお世話になりました。

 思えば当時の班長を含め19名が「やんちゃ」のし放題で、団長
には迷惑のかけっぱなしでしたが、私は一度も怒られた記憶がありま
せん。影では、市役所や地域の方々の苦情を一身に受け止め一人で
対応され、私たちには愚痴一つこぼさず「地域防災のあり方」や「消
防団の大切さを」ニコニコ笑いながら話されていた事を、今でも思い
出します。

 一昨日の正午過ぎに、生駒部長とお参りをかねて打ち合わせにお伺
いし、棺に納められた団長の消防防災服(帽子も)のお姿に感涙し、
また残念でなりませんでした。

 いつも会うたびに、「川上、消防をよろしく頼む」とおっしゃられ
「団長は心から消防を愛しているんだなぁ」と感心していました。

 命がけのボランティアであり、過去(雲仙普賢岳、木曽川氾濫等)に
多くの団員が命を落として、地域住民の生命・財産を守っています。

 可児市消防団の皆さんには、団長の意思を継承し、活動に邁進して
いただきたいと思います。

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