ひまわりのたね通信

事業仕分けに論戦

 今日は朝から枝野衆議院議員を中心に事業仕分けに関する論戦が繰り広げられました。

 NHKの番組で自民党の石破政調会長は「対象事業、仕分け人はどう選ばれたのか。誰が基の資料を出したのか。きちんと詰めないと単なる政治ショーに終わる」と作業開始までのプロセスに疑念を呈しました。

 それに対し、菅直人副総理兼国家戦略担当相は「国民が参加できる予算編成は画期的だ。一部の政治家・族議員と官僚がやっていたプロセスをオープンにした。従来と比べれば、いかにすごいことかが分かる」と公開の意義を強調。「最終的には政治家が判断する」と正当性は確保されるとの認識を示しました。

 枝野衆議院議員は「仕分けの現場で説明不足なところもあった」と発言していました。前のにも言いましたが事業仕分けの本来持つ意味と目的、進め方、そしてその効果について再確認する必要があるのではないでしょうか!

>先回ブログ掲載文

 本来事業仕分けの目的は(1)成果重視の事業の実施、(2)国民への説明責任、(3)コスト意識を含む職員の意識改革で、「事業仕分け」を実施することで、外部の第三者や国民の新たな視点で、事務事業をチェックをすることです。
そして、事業仕分けでの意見(評価)等を今後の事務事業の改革・改善に役立て、行政運営全体の改革に結びつけることです。
 結果は必ず多数決で出すのが絶対事項であり、そこに政治的判断が入るのであれば(政治的判断はその後です)仕分け作業をする意味はありません。

 この部分を見失わないようにしなければ、仕分け作業をする意味はありません。仕分けたあとからが肝心であり、そこからが勝負です。
 これからが大変なのに、この時点で疲れた顔して満足していては、この時間と(仕分け作業時間)労力が無駄になりますよ!
 必殺仕事人は仕事が終われば安泰ですが、必殺仕分け人は(政治家に限り)ここからが大変なのですよ!一般の仕分け人とは立場が違うのですから・・・・・その自覚があるかは疑問ですが???

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