ひまわりのたね通信

議会改革PTがいよいよ始まります

 議会改革PTメンバー7人の議長による指名も無事終了し、いよいよPTがスタートします。第1回研究会は2月1日に決定しました。
 今日はその案内作りや、研究会の内容の検討、資料の整理に時間を費やしましたが、有意義な時間を過ごす事ができました(^◇^)昇ゼミと同じくらい充実した時間になる事は確かです。 2年間昇ゼミで学んだ基礎が、ここで発揮されるものと期待しています。

 先ずは、議会活性化委員会の中間報告の踏襲と先例集のチェックに、憲法、地方自治法、議会会議規則との正誤性を確かめる事から始めて行きます。
 実際、可児市議会でも先進的な事柄は多くありますので、そこのところを見直しながらの作業になってくると思いますが、なんとか7月までには一段落させるつもりで頑張ります。

 我々新人議員が危機感を感じ、積極的に議会改革に取り組んでいるのも、ゼミを初めた賜物と感じています。結局新人議員中心のPTになってしまいました(@_@。
 
 今、何故 議会改革が必要なのか?・・・・・
それは、これからの自治体に求められる役割が、大きく変わってきているからだと私は思います。
 今までの自治体は、右肩上がりの経済を背景とし、財政面でも安易な投資を行い、日本経済は大丈夫と言う錯覚の中で物事を決めてきましたし、議会は首長部局のやる事に対し、大枠で賛成していれば良かった現実があります
所謂2元代表制の形はしていても、機能不全に陥っていました。
 21世紀に入り、少子高齢化や人口減少、景気低迷などにより地方分権が進み、委託業務の処理が圧倒的で裁量権が無かった地方自治体が変わろうとしています。

 これからは国の下請け機関でもなければ下級官庁でもなく、自己決定、自己責任、自己負担の原則に基づく自治体経営が必要となり、地方政府としての役割と責任が大きくなるからです。
 そこで、基礎自治体である市町村の方向を決定付ける機関として、議会の役割と責任も大きくなり、特に「議会の責任の所在」や「責任の取り方」も重要な課題となります。
 ましたや、地方自治法の改正により、議会から執行部役職への就任が出来ることとなれば、その役割は大きく変わります。
 議員個人の資質向上も重要なファクターではありますが、公選で選ばれる議員はなってしまったらこっちのもの!で4年間寝て暮らしても給料(報酬)は貰えます。
 そのような現状に(可児市議会も同様です)まった!をかけるのが議会改革です。議会改革は必要ではなく必然なのです。
 残された任期はあと20ヵ月余り、出来ることからはじめて、何か足跡を残せたらと思って活動して行きます。

コメント

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