東濃信用金庫経済クラブと多治見市70周年を記念して、プロゴルファー石川遼選手のお父さんの石川勝美さんの講演会が多治見市文化会館で開催されました。
予想に反しあまりにも普通のお父さんだったのでビックリしましたが、遼君の今の姿の陰には、両親や家族の惜しみない愛情と信頼が存在することを思い知らされました。
今でも信金の社員である勝美さんは、特別な事をしたわけではなく遼君がこうなりたい(小学生当時)と思った事に対し(夢はプロゴルファーになること)「毎日練習すればプロゴルファーになれるよ」とアドバイスしたそうです。
遼君は一日も休まず練習に励んだという話を聞くことができました。
高校のゴルフ部の先生が言われたそうです「私が彼に教える事は何もありません」その時点で、彼はゴルフに関して指導者をも超えた存在になり、それを先生が認めたことにより大きく羽ばたいて行った経緯があるようです。
なるほど・・・ピカソの絵を見て100点を付ける学校の先生はいませんよね。
勝美さんは、「私はゴルフの技術を教える能力はありませんが、それに望む姿勢を教えてきました」とおっしゃていました。
なるほど、優秀な師匠というものはまずは精神面を鍛える事から始めることが多いようですね。
石川家は兎に角よく会話をする家族のようです。今はやりのなぞかけも(ねずっちで有名)家族間でよくやるそうです・・・・言葉を大切にして家族の絆をしっかりと保っているようです。
途中、携帯電話の話も出ましたが、現代のメールでの情報交換のやりとにたいして警鐘を鳴らしてみえました。「遼もプロポーズをメールで行うようではだめだ、プロポーズぐらいは自分の言葉でやってほしいものです」と現状を危惧する言葉がありましたが、まったくその通りだと思いました。
可児市のいじめ問題も警察の捜査が終わり処分が発表されました。加害者も当初の報道とは違い、捜査の結果5人の女子生徒に処分が下されました。
この問題は、単なるいじめとかではなく、調査を進めると背後に大きな根っこがあるように思われる事実が垣間見れます。次年度は文教福祉に所属が決まりましたので、積極的に問題解決に取り組みたいと思います。
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