ひまわりのたね通信

事業仕分け廃止を主張

 再仕分けが行われた今日、総務省政務官(森田、逢坂)から異例の反発の声が上がりました。
 11日のブログに書いたように(以前から懐疑的に見ていましたが)民主党政権が行ってきた事業仕分けの化けの皮が剥がされようとしています。

 本来、無駄を排除するための一つの方法でしかない事業仕分けを、国民受けがやけに良かったものだから目玉政策に置き換えた民主党、そもそも事業仕分けには無駄を削減する効力は少ないことぐらい分かっていてもよさそうなものですが・・・・・国民受けする政策はこれぐらいしかなかったんですよね!・・・・まぁお金もかからないしね!
 今回は勝間女史まで投入してのパフォーマンスしたのに当てが大きく外れて、マッチポンプ劇場の化けの皮が剥がれ、内部からの批判続出となりました。

 そもそも事業仕分けとは「国や自治体が、公開の場で外部の視点を入れて予算事業の現場実態を把握し、そもそも誰が行うべきか、無駄がないか、必要なのか等、を判定するもの」です。
 ここで大事なのは・・・・・そもそも誰が行うべきかを先ず最初に議論することです。そこで国か自治体か民間か等を議論し、その上で無駄論や不要論に入るべきものであり、民主党の事業仕分けは、無駄と削減、見直しが第一検討項目になっている以上、事業を仕分けするのではなく、あら探しをし仕分け人の気に入る答えが帰って来なければ廃止するという稚拙なものです。
 そこには自身の党の(民主党)のマニフェストや閣議での決定事項、時の政権の意向など全く意に介せず、マスコミ受け、国民受けがよければそれでOKという思惑が見え見えです。

 政権の目玉事業に蓮紡目玉大臣を据えた結果、墓穴を掘ってしまいました。

 何度も言いますが、今年5月の地方自治経営学会の折(会長は現片山総務大臣)当時枝野行政刷新大臣が1000人の地方議員を前にして・・・「事業仕分けは半分は効果はありますが、半分はパフォーマンスでやっています」と言っているのですから仕方ありません。
 その仕分けに仕分け人として参加している元担当大臣であり、あっという間に首になった幹事長の姿に・・・・・なるほど!と、みょーに納得です。

 決して野党がしっかりしているとは言いませんが、民主党政権はどうなのでしょうか・・・・・そしてこの国は大丈夫なのでしょうか?・・・・最後に可児市は市政運営に対してもこの政党の影響を大きく受ける行政運営になるのでしょうか?

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