名古屋市の河村たかし市長が主導する市議会の解散請求(リコール)運動で、同市選挙管理委員会は24日、河村たかし市長の支援団体が提出した約46万5600人分の署名のうち、16区中15区分で、無効数が10万5314人分に達した発表した。残る南区の署名が全員有効でも、有効数は36万288人分にとどまり、解散の是非を問う住民投票に必要な36万5795人分(市内有権者の約2割)を下回る。(時事通信)
以上の報道がありました。市長が自分の公約だからと、言うこと聞かない議会に対して、「それならリコールだ」と市民の先頭になって署名集めをしましたが、10万人以上の署名が認められず。住民等投票を行う事が出来なくなりました。
少々強引過ぎた感がありましたが、この責任はどう取られるのか注目ですね。
名古屋市議会の自民党、公明党会派は選挙を睨んで腰砕けの様相ですが、そもそも議会改革もせずに胡坐をかいていたツケが、大きくなって帰ってきた事は否めません。
市長の外圧により費用弁償を廃止したり、議会基本条例を短期間で制定したり取り繕いはしましたが、市民は冷ややかな目で見ている事は確かです。
今後、知事選とあいまって地域パーティーがどこまで頑張れるかは注視しなければなりませんが、首長と議会の在り方をしっかりと議論することも大切だと思うのですが・・・・・・・何故出来ないのか不思議です。
2元代表制の本質を今一度考える時が来ているようです。
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