ひまわりのたね通信

河村名古屋市長辞任へ

 何とも不可思議な行動です。リコールの署名の審査に異議申し立てを行っている最中の市長辞任表明に、驚きというより疑問を感じる方は多いのではないでしょうか。

 河村市長にしては切れ味の悪い記者会見でしたが、その意図が愛知県知事選挙にある事は明白です。
 自身のパフォーマンスに市政運営を弄ぶような行動は慎むべきだと思います。
 愛知県知事選に立候補する予定の大村候補も10%減税を公約に挙げるようですが、愛知県は都道府県の中でも財政事情はいい方ではありますが、財政の硬直化が進み今後は大変厳しい行政運営が予想されています。

以下愛知県の財政試算
【試算結果の分析】
○ 前回の試算からさらに県税収入が減少していますが、セーフティネットとしての地方財政措置の確保を見込んだことにより、前回の試算より歳入歳出差引の収支かい離は縮小。
○ しかし、平成23 年度以降も2,000 億円を超える収支かい離が発生しますので、今後も地方交付税を始めとする国による地方財政措置の確保に努めるとともに、「愛知県第五次行革大綱」などにより、歳入歳出両面にわたる対策を講じていく必要があります。
○ 本県財政が厳しい状況にあるのは、地方財政制度全体の問題でもあり、今後も国に対して、税源移譲や地方交付税等の所要額の確保等による地方税財源の抜本的拡充などを強く主張し、提案をしていくこととします。

 河村市長、大村候補の掲げる減税による効果を明確に打ち出す必要があると思います。
 減税により将来への負担は増える事はなのでしょうか?税金は安いに越したことはありませんが・・・・・・その効果が曖昧では詭弁に終わってしまいます。
 ましてや、年収800万円で名古屋市長を務める事は限られた人しか出来ないと思います。(相当恵まれた環境の市民ですね!一般市民では無理ですよ・・・選挙にかかる費用は相当な金額ですよ!)

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<fumihiro@ma.ctk.ne.jp>までお願いします。

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