昨日午前中に平成22年度可児市教育委員会表彰、午後からは広見東まちづくり協議会主催による 親が学ぼう!「躾は家庭の最大の役割」が開催されました。
表彰では60名14団体が対象でしたが、小学校低学年から高齢者の団体まで幅広い世代で表彰がありましたが、その内容は多岐にわたり市内での活発な活動が見てとる事ができました。
中でも運動部門での全国レベルでの表彰やロボット部門での表彰が印象的でしたが、小・中・高生ともがんばっているなぁ〜と、印象がのこりましたが、やはり教育は地域の根幹です。所得格差が教育格差となった時代に、公の役割は重要です。財政的に苦しい時でも、米100俵の精神でが大切であり、安易に予算を削ることは極力避けなければ成りません。
前教育委員長委員長の加藤氏も表彰を受けられていましたが、貴重な40代の8年間は、子育てや仕事など大変な時期に、時間的制約が多い教育委員を務められたことは、可児市にとっては何よりも有難い事です。お疲れ様でした。50歳になってしまいましたが、少しゆっくりして下さい(^O^)/
教育講演会では、可児市教育研究所所長の小藤三雄先生が、躾における親や家庭の役割を分かり易く話していただきました。
日本の子供の現状として、数学の勉強が楽しいと答えた子どもは、日本で39%、国際平均が67%・・・・数学に自信がある 日本が17%、国際平均43%・・・・
自分がダメな人間だと思う高校生は、アメリカ21.6%、中国12.7%でなんと日本は65.8%とダントツです。これでは世界に通用する国にはなりません。
立川市の教育研究所の調査結果では、自分が嫌いと思う人が7割、人から必要とされていないと思う人が7割という結果が出ていますが、この現状をどう修正していくがが大きな課題です。
先生は「ゆとり教育」の失敗に関して考察されていましたが、地域での独自教育の必要性を強く感じる事になりました。
日曜日の午後1時と出にくい時間にも係わらず、100名程の多くの方が参加していることに驚きながら、この地域の地域力を再認識しました。
夜には村木自治会の役員会に出席し、歩行者ネットワークの趣旨説明とお願をしてきましたが、この動きがまちづくり協議会設立まで進んでくれることを期待しつつ、しっかりとした運営ができるよう応援していきたいと思います。
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