午前9時からの議会運営委員会が延びたため、遅刻しての参加になりましたが今年最後の昇ゼミに参加しました。
今日の課題は、学生さん卒業論文の発表と、それに対するそれぞれの意見や感想、アドバイスなどを参加者みんなでコメントし合いました。
テーマは「ワーキングプアに関する研究〜居住形態と就労形態を中心にして〜」で、萩原君の研究テーマです。
パワーポイント30枚にまとめられた調査結果は、ワーキングプアーの定義から要因、区分けとその背景、行政の対応と雇用の創出に至るまで幅の広いものとなっており、今後みんなの意見を取り入れ内容を充実していくとの事でした。
私の意見は、ちょっと目先を変えて・・・・「ワーキングプアの中でも大学を卒業した高学歴の若者の存在が多いことが問題だ、大学全入時代を迎え、ホワイトカラーへの就職希望者が増え、ブルーカラーは安い労働力を頼り外国人労働者や派遣会社への労働力の依存が始まった。今後の日本の産業構造からみても学生さん達が希望するホワイトカラーへの就職窓口は広がる可能性が少ない。また、企業は利益追求をするため海外への進出は今後も増大し続けるだろう、関連の中小企業も会社の命運をかけて、共に進出するか廃業するかの選択をせざる得ない状況です。言語学習を含め、国内での新産業創出を急がないと、就職難の現状は打破できないのではないでしょうか」
と発言しました。
昇先生からは、日産のマーチの例をあげて(タイで生産して逆輸入)説明していただきました。
来年1月からは、学生さんが長い休みに入るので、佐々木信夫著PHP新書「地方議員」の第一部を6人の議員が分担し、その部分を要約した上で反対論や別の理論を探し、自分のオリジナル理論を作成し報告する事と、先生から課題が出されました。
一番は私で、課題は第一章の「なぜ地方議会が必要か」です。この本は昨年偶然本屋でみつけ、3度ほど熟読し付箋がいっぱいついている状態ですので、ちょっとラッキーでした。
昇先生には今年も大変お世話になりました。来年もよろしくお願いします。(^O^)/
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