ひまわりのたね通信

名古屋市と阿久根市、そして可児市

 昨日でほぼ終了した互例会回り、これでやっと新年が迎えれる気分です。市や議会への要望も沢山いただきました。忙しい年になりそうですが、体を休めることもしなければ・・・・・いつ一日ゆっくり休みを取ったのか・・・・・腰痛でダウンしていた11月だったような気がします。

 阿久根市では市長選挙の真っただ中、名古屋市では市長選挙と知事選、市議会議員選挙が行われようとしています。
 この騒動をワオッチングしきて思う事があります。どちらの市も、新しい感覚の首長が誕生し、今まで何もしてこなかった議会がそれについて行けず(対応できなかったり、議論できない状況)対立し、結果議会で議案が承認されない案件が増加し市政は停滞、首長と議会が関係修復不可能な状況になり、結果不信任や辞職となっています。市民にとっては迷惑なはなしですが、・・・・・・

 どちらの議会にも共通するところは議員の報酬ですが、高いか安いかを議論する前に、「議会に何を望むか」「自分たちのまちにはどうのような議会が必要なのか」を市民の皆さんは考えるべきではないでしょうか?
 それに見合う報酬にすれば問題のない事ですし、市民が望む仕事をしてくれればいいわけで、それが出来ない議員には辞めてもらえば済む話です。市の職員に関しても同じ事ですが、簡単に辞めてもらえばいいと言うわけにはいきませんが。

 互例会まわりの折に、議会に対する不満や意見もたくさん頂戴しました。議員個人の活動として私は、皆さんに顔向けできない仕事をしてきたつもりはありませんが、一期議員でまだまだ未熟な所も多々あります。がしかし、議会全体の話になると、それは選んだ側の責任も大きいのではないでしょうか。
 「議会をなんとかしてほしい」「名古屋と同じで報酬が高すぎる」などの意見もいただきましたが、一生懸命改革しようとしているのは一期議員が中心です。公選法でそれなりのお金を使い選挙を戦い、当選して議会に出てこられる以上どうにもなりません。一期議員だろうが10期議員だろうが私はお構いなしに意見を述べますが、22人で議会を構成している以上、全会一致で議会改革を行う事は非常に難しい事だと改めて認識しています。

 このブログでも紹介してきましたが、それでもいくつかの改革は大きく進んでいることも事実です。今年の改選後は一歩進んだ議会になっていることは間違いないことだと思いますし、名古屋や阿久根のように市長や周りからの圧力によって始まった議会改革ではない事だけは確かです。

 地方自治の在り方も転機にさしかかって来ました。選ぶ側の責任ということも考えなければ、今の国政のような結果になってしまいます。そのつけは全国民(全市民)が払わなければならないのが現状です。

 今日からJIAMです。二日間でしっかりとリフレッシュしてきます。

 

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