美濃加茂文化の森で(初めて行きましたが立派な施設でした)京都府京丹後市議会の池田議長さんの講演会がありました。
50人ほどの参加者で、議員の参加が多くありその意識の高さが伺われましたが、急ではありましたが事前に案内が来ていましたので、もっと多くの議員の皆さんに聞いてもらいたい素晴らしい内容の講演だったので、少々残念でした!
京丹後市は、京都府の最北端で日本海に面し舞鶴市の西に位置し、人口61,152人の自然豊かなまちです。合併により92名の議員が30名となり、現在では24名になりました。
財政危機が発端となり、平成18年9月から議会改革に取り組み、昨年度に日経グローカルの調査では議会改革第一位を獲得した市議会です。
今日はその理由がしっかりと理解できる日となりました。
可児市議会では、やっとのことで市民アンケートの実施を行いますが、京丹後市議会では平成18年10月にすでに実施済みです。なんと5年も前には市民目線での議会改革が行われていたことになります(私は民間人でしたね!)その意識の差を、5年という大きな遅れに感じられずにはいられません。
今年1月現在163本の議会基本条例が制定されていますが、そのほとんどがアクセサリー条例であり、ひどい議会では作っただけでその条例自体がほとんど機能していない状態の議会がほんとに多い中、生きた条例を制定し、それにそった議会運営がなされている数少ない議会の一つです。
今日はほんとに勉強になりました。可児市議会の基本条例制定に向けて大いに参考になりました。
こんな素晴らしい機会を与えていただいた美濃加茂市議会の柘植議員さんに心から感謝いたします。
可児でもこのようなフォーラムを作るべきだと実感した時となりました。
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