今日も朝から河村市長と大村知事(予定者)が、報道番組で持論を展開していましたが、自民党の茂木衆議院議員と民主党の渡辺周衆議院議員もちょっと押され気味で、たじたじの様子でした。
地域政党である減税日本は、今後三重県知事選や衆議院議員愛知6区補選、岐阜県政にも順次候補者を立て活動するとのことです。
今後この地域でも大きな議論を巻き起こす事は必至の様相です。2人になるとほんとに力強さを感じますし、小沢氏との連携も噂されていますので、今後の動向に注視ですね。
また、名古屋市議会が解散となり来月には選挙が行われます。40名程のメンバーを立候補させるということですが、「私は河村市長を守るために名古屋市議会へ立候補します」という候補者の発言がありましたが、それは少々違うのではないかと異論を唱えたくなります。
地方議会の重要な仕事は、市民目線での行政チェックと議決事件の拡大や政策提案、議案の修正の他、情報の公開や住民参加、議会機能強化を進めなければなりません。
市長を守っていてはそれらの事は成し得ません。機関対立主義が基本の地方議会においては、おかしなこと(現状の地方議会と同じ)となり、解散前の名古屋市議会と同じこととなってしまいます。議論しない議会から議論しない議会への移行では意味がありません。
減税に関しては、現在の社会状況と将来の負担や社会状況を考え、十分議論を重ねた上で判断するべきもので、国の制度との整合性を取りながら慎重に進めなければなりません。230万市民も信託を全て受けたかのような発言と行動は少し慎むべきだと思います。
菅総理とは対照的なムラ・ムラ連合ですが、その発言と行動には注目していきたいと思います。
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