平成22年度広見小学校の卒業式に来賓として出席しました。4人の我が子と私自身も卒業した小学校での卒業式は、自分の子供達がいなくても感慨深いものがあります。
今の広見グランドにあった旧広見小学校最後の卒業生が、我々35年生まれです。木造1階建で、月に何度かは油ふきをし、音楽室はプレハブ小屋、冬場のプールではなぜか鯉を飼っていました。
もちろん、二ノ宮金次郎さんの銅像と手が出てくると噂されるトイレがある講堂、秋になるとたまらない匂いで悩まされる銀杏の木など、懐かしい思い出がいっぱいです。
そんな思い出にふけりながら、とても寒い体育館での卒業式に正直体がブルブル震えていましが、4クラス147名の卒業生の立派な態度に圧倒され2時間半があっという間に過ぎて行きました。
挨拶では、気仙沼小学校の卒業式では、大半はジャージやジーンズ姿、それでも参加出来た事を心から喜んでいた事や、校長先生が「5年後、10年後の郷土の復興を担う皆さんに期待しています」と涙をこらえてお話しされ、これから先はみんなで力を合わせて生きて行こうと誓ったことなどを紹介しました。
今年の卒業式はこころなしか服装も地味に感じました・・・・・
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