ひまわりのたね通信

3月議会を終えて

3月議会を終えて・・・・雑感・・

可児市議会はじめての予算特別委員会を組織して挑んだ3月議会は、例年の議会とはやはり雰囲気が変わりましたが、全体を通して感じることは、討議・質疑・討論とも常に共産党議員と一期議員とのやりとりで終始した感じがあります。
 一期議員もここへきて、この3年8か月努力してきたことが実になった結果となった気がします。確実に可児市議会は変わりつつあります。
 我が会派でも、平成23年度予算に関して幾度も協議をしました。結果4人の議員が反対を表明しましたが、その折「反対するのはいいけれどその理由を明確にしなさい」と先輩議員のアドバイスがあったり「疑問点は意見書などで繁栄し予算案は基本的に賛成すべき」などの意見がありましたが、最後は是々非々で議員個人の判断に任せる。ということになりました。

 TPPに関する請願に関しても、会派内で様々な意見が出され最後は議員個人で是々非々で判断をということで、会派内で5人の議員が採択(委員長報告は不採択ですので反対の立場)を選択しました。同じ会派内で委員長を輩出していますが、これも大きく変わったことです。会派内の議論もしっかりと行っているので自信を持って意志表明が出来る環境にあります。

 最終日の本会議では、「TPP交渉参加への慎重な対応を求める意見書」提出をめぐり、提出者代表議員(1期議員)とその意見書に反対の立場の議員がガチンコの質疑と答弁、討論では反対の討論が出され・・・・いよいよ自分の出番ということで、今まで勉強してきたことを賛成討論にて行いました。
 その内容は、私はTPPには反対の立場ではあるがと宣言したうえで「TPPの農業への影響は計り知れないものがある。・・が、TPP参加に対して55%の企業が必要と認めている(帝国データバンク発表資料より)、参加しなかったら景気に悪影響を与えるとする回答も67%にのぼるが、多くの企業は参加後のビジョンを示すべきとしている。また、最も望ましい枠組みはFTA、EPAとするデータもある。多くの中小企業や国民・市民が判断出来ないのが現状だ、よって10万市民を代表する議会として、この意見書を提出することは必要だ」
その他にも医療部門やサービス部門での混乱が想定されます。
 壊滅的な被害を受けた日本の現状を考え、再考するする余地は大いにあると思います。

 3月議会を総括して、もう少し他の議員にも闊達な議論をしてもらいたかったと感じましたが・・・・・議会の正確な現状を伝えるためにも、インターネットの録画放送などの広報手段を考えなければいけない状況ですね。

PS.FNS音楽特別番組「上を向いて歩こう」を見ました。日本にはこんなに多くの素晴らしい歌があることを知りました。感動的な番組に・・・・・感謝!

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