ひまわりのたね通信

耐震シェルター

 平成7年に発生した阪神・淡路大震災で亡くなった方の約9割は、木造住宅の倒壊等による圧死であったといわれています。
 東海・東南海・南海地震の備えとして耐震補強が急務ですが、高齢化が進む家庭において、多額の耐震費用をかけての住宅の改築には無理があります。
 そこで、三重県で進められている取り組みを紹介します。


三重県型「耐震シェルター」は、東海地震、東南海・南海地震の発生が危惧される中、旧耐震基準に基づいた住宅の耐震補強を補充し、「住宅の倒壊から居住者の命を守る」ことを主眼に開発を行いました。また、もうひとつの開発目的は「県産材の需要拡大」にあり、土台、柱、梁、桁などの主要構造と壁、屋根には「三重の木」認証材を使用。需要が伸び悩む「あかね材※」の選択も可能です。

 既存の室内にシェルターを設置する方法です。県や市町村の補助もある所もありますが、設置はなかなか進んでいないようですが、 今回の震災で防災意識が高まり再度見直す必要がある取り組みだと思います。何しろ40万円ほどで設置することが出来ますので、ひとまず安全を確保するには有効な手立てだと思いますが・・・・・

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

カテゴリー

過去記事

PAGE TOP