ひまわりのたね通信

議会モニター制度

 先進議会では、議会基本条例制定を機に議会改革が更に進行し、市民が望む議会へと変化するためいろんな努力をしています。

 見せかけの議会改革や基本条例制定ありきの議会とは違い、積極的に耳の痛い意見をも聞きいれ、議会運営に活かしていこうという取組が進められています。

以下はその取り組みを紹介します。


大分県佐伯市議会は、市民や各種団体の代表が議会を傍聴し、議会運営などについて提言する「議会モニター制度」を導入した。市議会への理解を深めてもらうとともに、市民の声を議会に反映する狙い。
 議会モニターは、2010年9月に制定した議会基本条例に設置が定められており、(1)本会議や常任委員会、議会運営委員会を自主的に傍聴し、議会運営に対する意見や提案を電子メールを含む文書で提出する(2)議員と年1回以上、議会運営について意見交換する(3)議会が実施するアンケートに回答する(4)重要議案について委員会が適当と認めた場合に参考意見を述べる―ことができる。議会モニターの提案は議会運営委員会で検討し、結果を議会広報誌などで公表する。議員との意見交換と委員会での参考意見陳述の場合は、モニターに4500円の謝金と交通費を支払う。議会モニターの任期は2年で、一般モニターは20人以内、団体モニターは30団体以内。
 市議会事務局は「市民から議会活動が見えにくいとの声が上がっていた。モニターから意見を出してもらえば、議会の活性化が進む」と話している。(時事通信「iJAMP FOR LERDERS」)

 可児市議会でもやっとその動きが本格化しましたが、残念なことに一部の議員に限定された動きです。
 全議員が一致団結して取り組むには、まだ時間がかかりそうですが諦めず出来る事から進めて行きたいと思います。
 今夏の改選が大きな契機となり、ドラスティックに変化することもあるのではないかと期待はしています。

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