先日のテレ朝「ワイドスクランブル」で原口元総務大臣が、今回の放射能漏れに関する政府の事故対応に対する発言の中で、以下のような発言がありました。
>
僕はあの国会答弁を見ていて民主党が政権を獲ったことさえ、間違いだったんじゃないかと・・そう思いました
<
民主党鳩山内閣の総務大臣を務めた方のこの一言に、驚くと共に国政が大混乱を起こしていることが安易に想像できます。
いち早く原発事故の収束と被災地復興のロードマップを示すべきで、野党もそのために全力を注がなければなりません。ましてや、与党民主党内の内輪揉めにはうんざりで、国会内でそれをニヤニヤ傍観しているだけの野党にもがっかりです。
昨年の参議院選挙時の民主党マニフェストの中で気にかっかったところを抜粋しました。
市民運動家から総理へ・・・・・・・何が言いたいのか今でも意味不明ですが、菅総理の原点はそこにあるのでしょう。
何か全共闘を思い浮かべてしまいます。・・・・・いえ・・・彼は学生運動家でしたね。
>
Manifesto2010
お金のかからない、クリーンな政治を実現します。
まず、政治家自らが身を削ることで、国民の信頼を取り戻します。
世襲やお金持ちでなくとも、志があれば誰でも参画できる政治をつくります。
2政治改革
参議院の定数を40程度削減します。
衆議院は比例定数を80削減します。
国会議員の歳費を日割りにするとともに、
国会の委員長手当などを見直すことで、
国会議員の経費を2割削減します。
国会審議を活性化するため、通常国会の会期を大幅に延長、
実質的な通年国会を実現するとともに、
委員会のあり方を見直します。
個人献金促進の税制改正にあわせて、政治資金規正法を改正し、
企業・団体による献金・パーティー券購入を禁止します。
「国会議員関係政治団体」を
親族に引き継ぐことを法律で禁止します。
政治資金の全容を一元的に明らかにするため、
「国会議員関係政治団体」の収支報告書の連結、
総務省への一元的提出、外部監査・
インターネット公表の義務付けを行います。
政治資金収支報告の公開、透明性の飛躍的向上
および選挙・政治資金に関する
法令遵守を徹底するため、
独立型の日本版選挙委員会を設置します。
国民の主権行使で最も重要な基本的権利である、
衆議院および参議院の選挙における1票の較差是正を図ります。
菅 直人HISTORY
NAOTO KAN
市民運動から、総理へ。
1
政治家を志すきっかけに。
1974年の参議院選挙で戦前から女性の地位向上に尽力した故市川房枝さんの選挙の事務局長を務め、参謀として当選に力を注ぎました。
<
菅直人HISTORYの最後のくだりは必要ないと思いますが、これが正式なマニフェスト文です。
いち早い復興支援と政治改革が同時進行で必要です。
この記事へのコメントはありません。