ひまわりのたね通信

夏休み地域児童クラブモデル事業の委員会審議

冒頭、総務部長から議案提出前の所管委員会への説明を行わなかったことへの謝罪で始まった総務企画委員会は、平成23年度6月補正予算の「夏休み地域児童クラブ事業」の一点に集中して審議が行われました。

執行部の勇み足で、広報かにの「市長の部屋から」の中で「小学校6年生までを対象にした放課後児童クラブは、この夏休みに地域の力をお借りし試行します・・・・」と、審議前に6月1日号で掲載されてしまったことが審議を複雑にしてしまいました。
一般質問の折、「現行の放課後児童クラブの4~6年生への拡充は行いません」と教育長がはっきり明言したこともあり、この事業の在り方自体がなかなか呑み込めず、どうしても現行の児童クラブのイメージが強く、ボランティアで行うこの事業が頭で整理できなかったこともあって混乱しました。

今日の委員会で、一般質問や質疑、我々の調査などでの意見を踏まえ変更された点は、事業名称が「夏休み地域児童クラブモデル事業」から「地域子ども見守りモデル事業」へ現行の児童クラブと混同するという点で変更となり、南帷子小学校での空き教室の使用についても、現行児童クラブの隣の教室ではなく、棟が違う空き教室へ変更、当初はボランティアのみの運営でしたが、職員を現地に常駐させることと以上3点です。

当初の事業内容より子どもの安全に配慮したものとなりましたが、まだまだ未確定な部分もあるので、その進捗状況は文教福祉委員会でも随時チエックして行こうと思います。
成功すれば地域コミュニティーの充実に向けて大きな一歩を踏み出すこととなる事業だけに、もう少し時間をかけて慎重に進めて行くのが本来の姿ですが、アンケートで夏休への対応を望む声が多くでているので、市長公約と合わせ何かの施策を実行したいという気持はわかりますが、少々拙速な感は否めません。議会としても子どものことを最優先に考え、気が付いたことはどんどん進言するよう努めなければなりません。

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