ひまわりのたね通信

花園会青壮年部団参

 この週末は花園会(臨済宗妙心寺派の檀家が構成する会)の岐阜東教区青壮年部の本山への団参に常光寺檀家の代表として参加しました。知らないうちに青年部メンバーとなっていたわけですが、日頃からお世話になっている檀家の皆さんや菩提寺の振興のためですが、ダントツの最年少でした(@_@;)

 妙心寺では日頃は上がることが出来ない山門で懺法参拝したり、微妙殿で行われた東日本大震災復興祈願、被災者百箇日法要に参加し法話を聞き、昼食は物相飯、経蔵、庫裏などを見学し、夜は「阿じろ」さんで精進料理(ひとつ星獲得料理店)など、3人の住職の話を聞きながら楽しい時間を過ごしました。35名の参加者の皆さんは、ほとんど知らない方ばかりで、宗派を通じた新たな出会いに感謝です。

 二日目は6時過ぎに集合し2時間弱の朝のお勤めへ、その朝食をとり宇治市の萬福寺へ(萬福寺(まんぷくじ)は、京都府宇治市にある黄檗宗(おうばくしゅう)大本山の寺院。山号は黄檗山、開山は隠元隆?(いんげんりゅうき)、本尊は釈迦如来である。日本の近世以前の仏教各派の中では最も遅れて開宗した、黄檗宗の中心寺院で、中国・明出身の僧隠元を開山に請じて建てられた。建物や仏像の様式、儀式作法から精進料理に至るまで中国風で、日本の一般的な仏教寺院とは異なった景観を有する)初代から13代目までが中国渡来僧が住職を務めたとのことで、建物やお経、風習が全て中国風の少し変わった寺院ですが、一時期は臨済宗と一緒になったのですが、言葉(お経)や風習の違いで独立したとのこと、弥勒菩薩も日本でいう布袋さんなのには驚きます。お昼は3食目になる精進料理の普茶料理、見た目も味も抜群でした。
その後六万枚の一切経版木を見学するため宝蔵院へ、ちょうど刷り師の方が作業をして見えましたが、これだけの物を彫った情熱に、皆が感動を口にしていました。
 新しい経験ができた2日間に感謝!


萬福寺でイケメンで大人気の韋駄天像

   弥勒菩薩は布袋さん。中国ではごく当たり前だそうです

   第61代管主の法話

   萬福寺名物「普茶料理」

   宝蔵院(経堂)の刷り師さん

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