昨晩、広見東部地区で市長との懇談会が開催されました。
地域から事前に質疑事項が提出され、まずはその質問に市長が答える形で始まり、東地区で懸案事項の亜炭坑問題については「国と地方の役割分担が不明確であるので責任問題については難しいが、聞き取り調査を行いハザードマップを作成するよう検討する。コスト面からみてボーリング調査は困難」との答弁がありました。この地域では深い所に坑道があるとのことですが、住民にとっては何時陥没するかわからない状況なので、ハザードマップの作製は必要です。
瀬田幼稚園に関しては「廃止は白紙に戻した。公立幼稚園・保育園のありかたについて検討を始めた。公立でなければいけないかを検討している。あくまでゼロベースに戻っただけ」との答弁でしたが、廃園を白紙撤回しゼロベースに戻ったとのことですが、存続とは言っていないとのニュアンスにも感じられましたが、今後の展開に注視が必要です。
花フェスタ記念公園に関しては「県の都市公園となり遠い存在になった。市のメリットなるやり方をしてこなかった。実利の面で弱い。公園を観光資源として育てる。将来の収入増となるため観光・特産物に力を入れるため二つの会議を立ち上げた」との答弁でしたが、市としてこの公園をどう位置づけ、係わって行くのかが不明確なままでは、何れ公園は衰退しバラ園は大幅に縮小されることは間違いないところです。この公園を生かすも殺すも可児市次第と思いますが、そこまでの考えはないようです。
その他、介護施設や運動公園整備事業、さつきバスの件などいろんな意見がだされましたが、地域にとっては有意義な時間になったと思います。議会としてもこういった意見交換の場が設定できるよう議会改革に力を入れていきます。
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