ひまわりのたね通信

笠松競馬場外馬券場建設計画の考察

笠松競馬場外馬券発売所の建設計画が持ち上がり、地元自治会では今後その是非について協議することとなりましたが、メリット・デメリットをしっかり確認したうえで議論を進めることが必要です。

 メリットは固定資産税の増収ですが、建物にかかる固定資産税及び都市計画税は概ね年間40~50万円。法人市民税の均等割が年間5万円。その他数名の雇用の創出の3点ほどが挙げられます。

 一方デメリットは、周辺に対するイメージが悪いこと。規定されている学校・児童福祉施設・図書館から200m以上の距離は保っているものの、かわい幼稚園から僅か654mしか離れていないこと。多数の家族連れや青少年が出入りするラスパ御嵩店に隣接していること。健全な青少年育成や子育て支援を推進する可児市の方針に反する施設であること。などが挙げられ、私個人的にはとても建設を可とするに値するものにはなりませんでした。

 県内では高山市、関市で同様な建設計画が持ち上がりましたが、懸念材料が多く地元自治会の同意が得られず建設を断念しています。

 写真では分かりにくいですが、土地としては価値の高い場所とは言えず地主も土地の有効利用を考えてのことだと思いますが、調査の結果、場外馬券場となるとデメリットの方が多いということになりました。
 春日井の不動産会社が管理している土地のようですが、他の方法での土地活用をお願いしたいものです。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

カテゴリー

過去記事

PAGE TOP