「災害とボランティアひろば」が可児市災害ボランティアネットワーク会議の主催で、可児市と可児市社会福祉協議会の共催で開かれていたので、いろいろと重なった所用の合間を縫って、1時間ほど報告会に参加することができました。
「7・15豪雨災害」の検証について、可茂土木事務所長・可児市総務部長・可児市建設部長がパネラーとしてそれぞれの立場で意見を述べ、昨年の災害時の反省と被害にあわれた方々への哀悼の意を示したうえで、行政が市民の命を守ることを最優先とした対策について説明があり、消防団への水防に対する期待が高いことや、水防訓練の継続、自助と共助によりまず自身の身を守ることや、時間降雨30ミリで市内全域のアンダーパスに職員を配置し通行止めにするなどが報告されました。
また、土木事務所長は「可児・御嵩で降った雨はすべて鬼ヶ島付近に集まる。数十年前から住宅やゴルフ場の開発により保水能力が下がり、予想よりかなり早い時間で水が集まるようになった。今後も注意が必要だ。県では可児川対策に175億円かけて整備をしており、県としても自身のある川だっただけに残念だ」との発言がありましたが、予想できないゲリラ豪雨であったことは事実ですが、私の一般質問の時にもう少し疑義を持って対処していてくれれば・・・・・と、今更ながらに思います。「何かが起こらないと対応してくれない」行政や警察署などの対応でよく耳にする言葉ですが、このような事が2度と起こらないようにその都度しっかりとした「カイゼン」を行うことが大切です。
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