第36回可児市社会福祉大会が福祉センターで開催されました。社協、募金会、日赤の3団体主催のこの大会は、それらの活動に対する活動実績や浄財・物品の寄付などによる表彰や感謝がメインで、それにあわせて講演会を実施するものです。
来賓の挨拶でグダグダで妙に長い2人の県議の話が、ちょっといただけませんでしたが(どちらか一人にすればいいのにねぇ・・・)
愛知産業大学の延藤教授の講演「まちの縁側運動」は大変参考になりました。
まちの縁側とは「以前は日本の民家で数多く見られた縁側。家の中に通されるほどでもなく、垣根越しの立ち話でもない、そんな人と人とのつながりを生み出す場所です。縁側では、世間話に花を咲かせたり、ちょっとした相談をしたり…。そしてたまには、縁側から家の中に上がり込んで、話し合いをすることもありました」・・・・・・これらの場所を公民館だったり、ごく普通の民家だったり、お店屋さんだったりいろんな形で場所作るというもので、子どもと高齢者、生活者と専門家、市民と行政の出会いの場所であり、違う価値観や経験と持ち味を持った人々の対話の場所とするものです。
以前のように、ごく自然にこのような場所ができればいいのですが、現代では誰かがコーディネイトしなければ、このような居場所を作る事はなかなか難しいようです。
私が住む広見地内では必要なことかもしれません。
地区社協の活動が活発になれば、自ずと地域が活性化することは間違いありません。・・・・が、その前に福祉事業にはお金もかかる事も事実です。寄付を含めて、皆さんの積極的な行動を期待したいのもです。
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