ひまわりのたね通信

9月決算議会スタート

  改選後初の定例議会は、平成22年度の可児市一般会計、特別会計の決算議会となる9月議会です。新人議員にとってはいきなりの決算認定議会で大変ですが、議員力を一気に押し上げるチャンスでもあるのでしっかりと勉強してもらいたいところです。
 平成22年度決算は、実質収支は17億6千万円の黒字、単年度収支も2億4千万円の黒字、経常収支比率は−0.6の95.8、公債費比率6.2で財政は良好な結果となり、10億5千8百万円を財政調整基金に積立をする決算となっています。
 市税収入は減ったものの、地方交付税の増額や歳出が大幅に抑えられたことにより、このような結果となりましたが、中でも、この経済状況が悪い中、収納課の頑張りにより市税収入や国保税の収納率が全て向上し、また滞納を抑えるため、差押予告や財産調査を行い1,159件の債権等の差押を実施し、県下一位の実績を挙げたことが大きな要因の一つです。

 決算審議は計数に誤りはないかチェックすることは勿論こと、予算審議で出た意見や議決した趣旨と目的に沿って適正かつ効率的に執行されたかどうか、不用額は妥当かどうか、補助金の効果は上がっているかどうか等々、いろんな視点から審議を進めなければなりません。
 その審議結果が次年度予算に活かされるよう、しっかりとした意見をまとめ提言することが大切な議会の仕事となるわけです。
 今日も一日かけて決算説明を受けたわけですが、議員全員が全神経を集中して決算書と向き合うことが必要です。・・・・・・・気が付けば、本気な議員が結構増えたことに進歩を感じるこの頃です。

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