ひまわりのたね通信

一般質問一日目終了

私の質問はというと・・・・リニアに関しては、2年前質問した時の答弁からの進歩はあまりありませんでした。この事業を通してまちづくりを考え進める意識の低さに唖然としました。たった7.5kmのリニアの軌道が通るだけで年間数億円の固定資産税収入が見込まれるこの事業に対し、「まだ確定していない」「便益を推計するには情報が不確実」など言い訳のオンパレードでしたが、推計を進めている自治体は確実にその戦略を立て、都市間競争に打ち勝つべく政策を練っています。

 およそ15年後にはリニアが開通し、その影響は各地でマイナスに働いたりプラスになったり・・・・・その準備が進んでいる自治体が優位になるのは目に見えています。
 それなりの税収が見込まれる自治体は、それに関連するインフラ整備等に先行投資出来るからで、明らかに中津川市などは推計で年間40億から60億の固定資産収入が見込まれ、新たに建設される車両庫に付随する企業の流入や、JR関係者の居住など税収が上がると共に、名古屋まで10分でアクセス可能、東京都心まで1時間以内での移動が可能となり、東濃地区・・・・いや岐阜県内一番の利便性が高い地域へと変貌していきます。
 可児市はというと、東濃の端、中濃でも中途半端・・・・・その価値には大きな疑問符がつきます。
 こんな切迫した状況が予想される中でも、可児市の行政は積極的な取り組みをしようとはしません。逆にしない言い訳に終始した答弁にはほんとガッカリしました。職員が出来なければ、建設業協会などの民間に任せて、その計画を作ってもらえば事は済むことです。なにもしないことへの罪の意識を行政は持つべきですね。

 
 笠松競馬場外馬券場建設計画では、地元自治会の反対の決議があったことと、教育という視点から考えた場合、教育長はどう判断するのかとの問いに対し「教育上好ましい施設とはいえない」との答弁で「好ましくない施設は可児市にはいりません。ということで本日の質問を終わります」と締めくくりました。
突然の振りで教育長は驚いたことでしょうが、これが議会と執行部の健全な姿だと思います。予算執行権を持たない議会は、永遠の野党なのですから・・・・・・・・

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