関市長選挙は自民・民主・公明・たちあがれなど国会議員、県議会議員、市議会議員がオール与党体制で臨んだ現職の尾藤市長が、4500票の大差を持って落選するという驚きの結果となりました。
松下政経塾出身の市議ということで、野田総理の就任で若干の追い風があったことは確かですが、尾藤氏は「医療や福祉の充実、災害に強い安全・安心なまちづくりに全力を注ぐ」、尾関氏は「教育や福祉を重視し、市民一人一人が自立した市政を目指す」と支持を訴え、健康福祉交流施設整備推進の是非などが争点となりましたが、古い体質からの脱却と、既存政党への不信感からこのような結果となったような気がします。
どちらにしても今後の議会との対立は必至で、市政運営が停滞することも予想さ、2元代表制のシステムがどう影響するか注視が必要です。
既存政党はこの選挙結果を真摯に受け止め、真の政治を今一度考え直す時に来たことを自覚するべきです。
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