午前9時から始まった総務企画委員会は、CATVの決算報告や9月補正予算審議、来年度へ向けての行政(市役所)の大幅な組織改編の説明など、盛り沢山の内容でしたが、昼の休憩を迎え5階の委員会室から見えた可児川の姿に、一同驚きの声をあげました。
<市役所5階から見た可児川、正午頃>
急いで昼食をとり自宅で着替え可児川の見回りへ出かけ、その後連絡所と消防団車庫へ、広見地内(村木地区)が冠水して土嚢が必要ということで、その旧商店街の通りへ行くと、20CMほど冠水した道路をスピードを上げて過ぎ去る車がひっきりなしの状態で、その度に道路サイドの家は玄関へ水が浸入するあり様に、広見消防団へ通行止めを指示し車の侵入を阻止することとしました。併せて蛍橋、広見橋の通行止めも指示し、堤防を越水しそうとの情報が入った久々利川と姫川の合流点の鳥屋場へ、その時の写真が下の2枚です。
暫くして水位が下がり事なきを得ましたが、河床掘削が行われてなければ・・・・・・大変な事態になっていたような気がします。
あちらこちらでの内水の氾濫や通行止めの処置で交通は混乱しましたが、こんな時は必要最低限での車の利用をお願いしたいものです。
人の高さ以上の水しぶきをあげ、我が物顔で疾走する車に何度も水をかけられても、土嚢を運んでくれた消防団やそのOBの皆さんには心から感謝します。とにかく、車を運転する方のマナーの悪さには驚きました。「家の中に浸水するからゆっくりと走行して下さい」と言った矢先に、猛スピードで走り去る車や、トラ柵で通行止めをしていても無理に進入してくる車などの多さにほんとに困りはてましたが、通行止めにしても地元の住民にはなんら影響がなかった事が大きな収穫でした。
明日の台風上陸に向けてまだまだ警戒が必要です。水害には無縁だと思っていたここ数十年は何だったのだろう?と7・15からの受難続きに、その対策の難しさに頭が痛い今日この頃です。
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