ひまわりのたね通信

遠野市に感謝

今回の地方自治学会に参加して一番印象に残ったことは、遠野市長をはじめとする職員のみなさんや地元の方々のおもてなしの心でした。
 第51回の学会は昨年から開催が決まっていて(私は震災をうけて急遽東北での開催となったと勘違いしていました)震災によりその開催が危ぶまれたところ、遠野市の本田市長をはじめとする関係各位の配慮により開催することができたとの報告がありました。
 実際に本田市長は大変お忙しいなか、大会当日の朝から夜の交流会まで参加され、翌日の被災地へ向かうバス6台の一台一台に朝の挨拶をし、最後まで手を振って見送って頂きました。その姿に、鼻の奥がツンとする感覚と同時に感激を覚えました。

 遠野市は震災により市役所の一階部分が大きく破損し、庁舎を仮移転し現在も行政事務を行っています。議会は車で30分離れたところでその機能を維持しているとのことでした。
被災地(釜石、陸前高田、大槌)の後方支援場所としていち早く機能し、今でもその体制で被災地を支え続けています。自らが被災地と同じ気持ちや立場になり、行政はもとより市民を中心に市全体で被災地を支援している姿にはほんとに感動しました。
 初めて読んだ遠野物語と初めて訪れた遠野市、こんな機会を作ってくれた片山善博会長をはじめとする地方自治経営学会の皆さんに感謝いたします。

  
          遠野市の本田市長さん

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