ひまわりのたね通信

議会報告会の概要決定

 昨日の議会運営委員会において、議会基本条例特別委員会から提案した議会報告会の開催概要が承認されました。
 今後はその内容について詳細を特別委員会で詰めて、議運で協議していくことになります。

議運へ提出した開催要項の概要は以下の通りです。


 議会基本条例特別委員会では、可児市議会のあるべき姿として「市民の信頼に答える議会」をイメージし、情報公開の進展(議会の見える化)、議会の活性化、議会の機能の強化を目指し、その具体策として常任委員会の充実、議会報告会の実施、広報広聴活動の充実、少数会派の意見尊重、議員活動の公表、議員間の活発な意見交換の場の設置(自由討議)、陳情・請願に対する丁寧な取り扱い等を今後の活動課題としました。中でも可児市議会で未だ経験のない議会報告会の実施について、委員会内で議論した結果その概要が以下のようになりましたので、議会運営委員会での協議をよろしくお願いします。

議会報告会実施パターン(おおむね2時間以内)

実施主体  議会基本条例特別委員会(議員全員参加)

実施日は1回とする。

実施日時
 平成24年1月22・29日、2月5・12・19・26日(日)午後1時〜 (昇教授などの都合により決定)

実施場所
 可児市中心部(総合会館を予定していましたが確定申告期間のため使用不可でした。ゆとりピアを仮押さえ中です)

議会報告会次第
   ・開会の挨拶及び趣旨説明
   ・議長挨拶
   ・昇秀樹教授による講演(35分程度)
   ・議会アンケート調査報告、平成22年度可児市決算について(委員会    提言に関する報告)等
   ・意見交換会
   ・閉会

 いよいよ議会報告会が開催されます。今回は初めて試みのため1回、1会場での試行となりますが、特別委員会では4月〜5月にかけて24年度予算に関する報告会を、地域ごとに議員がグループを構成し実施する予定にもなっています。今後、議運での意見調整が必要となりますが前向きに議論が進めばと思います。

 今回の補正予算の中で、非常備消防一般経費として782万円が上程されています。これは、東日本大震災により251名の消防団員が殉職され、その保障に伴う追加掛け金が必要となり、改正前に年/1,900円だったものが24,7000円となるというものですが、後ほど国から特別交付税措置されます。
 今回の震災で251名もの消防団員が命を落とし、その保障額は230億円になるとのことですが、忘れてならないのは、彼らは一般市民であり消防署の職員では無いということです。消防団員は彼らの犠牲的精神と地域への愛着、使命感などで成り立っており可児市の災害においても重要な役割を果たしてくれています。
 消防団を経験した私とすると、可児市民は、まだまだ消防団への理解と感謝が足りないのではないかと思います。常備消防だけでこの地域の安心安全が担保できるのであればすぐにでも実行したいところですが、そのような財源を見出すのは難しく、また広域消防として事務組合で運営している現状ではさらに困難になります。市単独の常備消防にするには難しい問題が山積である現状では、消防団に頼るしか方法はありません。あとは地域での自衛消防の確立や、消防団OBによる地域ごとの自主組織の構築が望まれます。現在広見地区ではその動きをとっていますのでこのような動きが広がることを期待しています。

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