ひまわりのたね通信

可児市議会昇ゼミも卒業の季節です

昨日は、可児市議会昇ゼミで4年生の学生が最後の参加となるゼミを行いました。ゼミ長をはじめ学生のみなさんには一年間お世話になりました四月からは社会人として頑張ってください、議員10人の意見も多少は今後の参考になったと思いますが・・・

  昇ゼミにも新しい仲間?が参加してくれました。その方は昇教授の隣の部屋の住人(教授室)で雑賀憲彦(さいがのりひこ)教授です。専門は経営学ですが、昇先生曰く「強烈な自己主張の持ち主」だそうですが、ゼミの前半では「大人しい先生だなぁ」と思った印象が最後は木っ端微塵になりました・・・その話は最後に!

  ゼミの課題は「中津川市長選挙をどう分析するか」が時事問題として先生から提案され、それぞれが意見交換したのち先生が解説してくれました。
 
結論から言うと「中津川市は、議会、市長、市民それぞれが違法ではないが権利の乱用をした」と指摘されました。リコールは市民に与えられた権利で議会に与えられたものではない。リコールを主導した議員の資質を疑わざるを得ない。首長の任期は4年あり、しっかりと勤め上げることが前提で、今の国政のようにトップが一年交代することは、そこを衰退させることとなる。個別事業でリコールをしてはいけない等々、ゼミの意見と一致する見解を示していただきました。
 ここでの問題の種は議会で、一度議決した案件を気に入らないからとリコール運動を主導したことは、議員自らが議会を否定したこととなり、選挙の結果第3者的立場の候補者が当選したことは市民の議会不信の表れだと思います。

  最後に雑賀先生は「行政マンと政治家は、給料が天から降ってくるという感覚を持っている。行政や政治家は全員クビにして民間でやればもっといい社会になる。警察・消防・国防などの民間で十分対応できる」との極論でしたが、ご本人は暴論大好き派と自己評価されていました。また参加するとのことで、ゼミもさらに面白くなりそうです。

 その夜は卒業を祝しての懇親会で盛り上がりました。

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