大阪維新の会が公表した「維新版船中八策」は、「道州制への移行」「参議院を廃止し地方首長が兼職する」「地方交付税廃止」「教育委員会制度廃止」「年金の積み立て方式と掛け捨て方式の併用」「日米豪による安全保障の再構築」「首相公選制の導入」など、新しい日本をつくるための国政公約が示されました。
早速、既成政党から異論が噴出しましたが、「ハードルが高い」「非現実的」などその評価をする前に、民主も自民も公明も自身の約束したことをいかに実現し、そして新しい国をどう作るのかを示してもらいたいものです。まして、民主党の幹事長からつべこべ言われる筋合いではないような気がしますが・・・・
大阪維新の会には既成政党と違いしがらみがありません。民主党では労働組合が支持母体となっており、日教組が組合を挙げて選挙を行うような政党で話にならないし、自民党は民主党よりはましですが、一部の団体や中小企業のバックアップが後押しをしています。
現状で何も変わらない国政の閉塞感を打破するためには、新しい受け皿が必要であることは確かなことです。既成政党は批判をする前に自己の反省をし、船中八策に対して異論を唱えるならば、実現可能な公約を(対案)を早く示すべきです。
私も憲法の改正は絶対必要だと考えています。自主憲法制定もそう遠いことではないような気がしてきました。憲法9条にだけ特化して憲法改正を論じることは、あまり意味のない憲法論議になるので、30年・50年・100年後の日本を見据えた議論をしていかなくてはなりません。
この記事へのコメントはありません。