今定例会の一般質問を提出しました。9番目ということで久しぶりに2日目の登壇となりそうです。
今回は災害対策と高齢者介護に関するもので、大項目2点の質問となります。災害対策では、一向に進まない可児川や久々利川の土砂等の浚渫作業に関して、県の可茂土木事務所から曖昧な返事しか返ってこない現状に、地域の不安が増している事と、土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)の指定に関して、県が動き出したため、県の所管事業ですがあえて質問します。
もう一つは高齢者介護について、以下のように質問しますが、こちらは質問内容が他の議員と若干だぶっているようなので、在宅ケアに関するシステムについて提案を兼ねて質問したいと思います。
どちらにしても、予算審議と一般質問、議会基本条例特別委員会等、忙しい日々が続きます。
>
質問1
<市内の河川、急傾斜地の災害対策について>
土砂災害の危険があるとして、岐阜県が警戒区域を指定してきた。指定後に市はハザードマップの作製や避難経路の策定など地域防災計画を公表する義務があるが、現状はどのようになっているのか。
また、岐阜県河川整備計画検討委員会など、木曽川中流圏域に関する治水のあり方などが岐阜県に於いて検討されているが、その計画自体が市民に分かりにくいものとなっており、可児川や久々利川の土砂の堆積など、日常生活を送る上で大きな不安材料となっている。そこで以下の質問をします。
1.木曽川中流圏域整備計画の進捗状況は、また昨年の災害で堆積した可児 川・久々利川の土砂等の浚渫はどうなっているのか。
2.可児市内における土砂災害警戒区域等の指定状況は。
3.土砂災害防止法による土砂災害警戒区域等を指定するため、岐阜県が地元 説明を行っているが、地域住民の意見にはどのようなものがあったか。
4.警戒区域等の指定にともない、ハザードマップの作成、避難体制の整備な どはどのように進めるのか。
質問2
<高齢者介護の現状と課題、将来見通しについて>
内閣府が発表した平成23年度版高齢者白書によると、日本の人口は2046年に一億人を割って9,938万人となるが、高齢者人口は2025年には3,500万人となり、2055年に高齢化率は40.5%に達し国民の2.5人に1人が65歳以上の高齢者となり、4人に1人が75歳以上の高齢者となる推計が出されている。また、平均寿命は2009年で男性79.59才、女性86.44才であるものが、2055年には男性83.67才、女性90.34才となり超高齢化社会の進展は歯止めが利かない状態である。これからの長い高齢期をどのように過ごすかは、個人や社会にとっても極めて大きな課題となり、高齢者介護に関して大きく見直す時期にきている。そこで以下の質問をします。
1.介護保険料は平成24年から平成26年の3ヶ年の第5期において大幅な値上げ となった。その理由と保険料の将来見通しは。
2.間もなく策定される可児市高齢者福祉計画及び介護保険事業計画では「高 齢者が元気で安心して暮らせるまち 可児」としているがその具体策は。
3.高齢者介護について、今後在宅療養体制の整備と、そのための在宅療養を 支えるネットワークづくりが必要となるが、その現状は。またどのように 進めるか。
4.介護サービスについて、その人の状態に応じた適切なサービスが提供さ れ、高齢者の尊厳ある生活の継続が可能となっているかの検証が必要だが その体制は整っているか。
5.介護保険は、高齢者の自立を社会全体が共同で支える仕組みであり、その 公的な性格を十分に踏まえ、制度を維持するために必要な節度とモラルを 利用者、事業者双方が持つことが求められるが、その啓蒙及びチェックは どのように行っているか。
6.利用者が介護サービス事業者を選ぶために必要な情報は十分に提供されて いるか。また、事業者が提供するサービスの良し悪しを判断する第3者評価 を行っているか。
7.レスパイトケアの充実に向けた施策は。
<
この記事へのコメントはありません。