平成24年度の花フェスタ記念公園事業計画書が運営協議会で報告されました。事業計画を審議する場ではありませんが、前県議の田口さんが会長を務め、公園運営グループはもちろんのこと、可児市長、岐阜大学名誉教授、可児商工会議所会頭、可茂土木事務所所長、県街路公園課課長、CATV社長などに加え、桐蔭横浜大学の2人の教授も参加する協議会で、2時間に及ぶ活発な意見交換が行われました。
世界に誇る花フェスタ記念公園だけに、関係者の情熱と意識は相当高いものがありますし、260億円かけて作られたこの公園の素晴らしさを認識した方々の意見には、いちいち頷けるものがあります。
今年度は春のバラ祭り時の天候が不順だったことや、指定管理者の指定に関するゴタゴタで準備が遅れた事などで、入場者数は27万人と過去最低となる見込みですが、24年度からは、入場料をハイシーズンの2カ月(5月12日〜6月9日、10月13日〜11月11日)は1000円とし、その他の10カ月は300円となり、ON・OFFを明確にした運営へと切り替わります。
また、県内外を問わず通年高校生以下は無料で、OFFシーズンはポッポ(園内シャトル電車)も無料運行となり、パスポートも2000円となります。その他新しい試みがありますが、なによりも地域の可児市民に利用してもらわなければ、公園の存在価値はありません。
そこで「可児市民や各種団体が気軽に利用できる公園となるよう配慮をお願いしたい」「園内ライブカメラやFacebook、ツイッター、ブログなどでどんどん情報発信をしてほしい」「遊・食・休をできる体制をとって滞在時間(楽しむ時間)を長くする工夫をしてほしい」等、意見を言わせてもらいました。県や財団には「もう少し沿道の整備(花飾りなど)や看板の設置など協力すべき」とも発言をしましたが、7,000種30,000株のバラをしっかりと維持してもらうことが最優先です。
今年は国体と可児市ではバラサミットが開催されます。バラのまち可児に相応しいまちづくりをしてきたいと思います。
冬場は閑散とした花フェスタ記念公園
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