16人の一般質問は何とか2日間で終わりましたが、私の周りの反応は今回の質問は全体にレベルが低いとの評価が多くありました。議員自身も感じているところは同じかと思いますが、一般質問の意義と意味を再確認する必要もあるのかもしれません。
今回の質問で介護保険関連の質問をしましたが、その保険料の値上げの関しての執行部の答弁を紹介します。
平成24年度から26年度までの3年間の第5期介護保険料は、現行の3,780円から4,900円と29.6%のアップとなる理由として
?介護認定者の増加に伴い給付費が増加する。
?入所施設の特別養護老人ホーム169床、グループホーム36床のサービスが始まる。
?第一号被保険者が負担する介護給付費の割合が20%〜21%に増加する。
?国から支給される調整交付金の支給率が本市は0.21%になること。
?介護報酬自体が1.2%アップすること。
?前期に保険料を100円引き下げたことにより上げ幅が大きくなった。
以上6点がその要因として報告がありました。
今後は利用する側と事業者の努力と保健活動、そして大きな課題となる在宅ケアに対するその仕組み作りが必要となってきます。社会全体でその課題に取り組むべき仕組み作りがもっとも大切な活動となり、その結果、介護保険料が際限なく上がることを抑制する手立てとなるはずです。
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