昨日に続き、予算特別委員会で建設経済部が所管する24年度事業に対する質疑と議員間自由討議が行われました。昨日と同様活発な質疑と討論になりましたが、一部議員からの指摘があったようにその内容に関しては、稚拙なものも少なくなく今後はしっかりと反省し、その方法も考えていかなければならない課題は残りました。また、これも一部の議員ですが、予算書の精読期間が設定されているにも関わらず、精読が足らないことや調査不足が多々あるように見受けられました。
執行部の答弁からは、その事業の目的や制度設計が曖昧なものや、継続事業に関する答弁内容が依然と食い違ってきたりしていて、明らかに齟齬がある事業説明がなされるものが見受けられ、単純に今回の日程で委員会が終わるような気がしません。
また、当初予算の審議であるにも関わらず、途中補正をすれば済むのではないかとの思惑がみえるものもあり、明日からの審議に影響を与えそうです。
いろいろな政治・経済・社会情勢の変化により補正を組まざる得ない状況があることは理解できますが、当初予算編成時点で、その年度の事業に対して補正ありきで臨むことは当初予算の編成過程での信頼性を大きく損なうことになります。民間では絶対あり得ない考えが方が、行政ではまかり通るところが市民感覚からズレていると指摘される所以ではないでしょうか。明日は自分のテリトリーの質疑となりますので、質の高い質疑と自由討議をしたいと思います。
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