ひまわりのたね通信

久しぶりの名城大学昇ゼミ

 4月は昇先生も議会も超多忙でゼミの開催が出来なかったので、2か月ぶりの昇ゼミとなりました。新4年生のゼミ学生が増え、議員と学生で20人のゼミとなり、会議室も窮屈な感じです。新ゼミ生は自己紹介と卒論のテーマ発表と、先生の突然の無茶振りにも動じずしかりとした発表でした。

 本題に入る前に恒例の時事問題、今日のテーマは「G8は何故注目されなくなったか?」これも恒例になった答える順番一番は私です。突然の振りに頭を整理してその理由を自分なりにまとめた答えは・・・・
「G8(日本・イギリス・ドイツ・フランス・イタリア・ロシア・アメリカ・カナダ)では現在の世界経済に対応できないためです。ユーロ圏としての経済、アメリカを中心とする経済、G8を中心とする経済がBRICS中国、ブラジル、インド、ロシア、南アフリカ等を中心とする経済に変わってきているため、G8ではそれらに対応できないため」と答えましたが、だいたいあっていたようで・・・・先生からは
「P5(常任理事国)からG7へそしてG8へ、リーマンショック以来G8の力が弱まった。そしてG20を作った。(+next11メキシコなど)BRICSの台頭により、ユーロ危機を脱出するのはG20であり、G8ではない、よって世界のメディアから注目されなくなった。20ケ国では利害の調整が難しく、ギリシャ問題が解決しない事もある、そうなると世界恐慌が起きても不思議ではない。中国が大きな力を持つようになったが、世界中で中国のような国になりたいと思っている国はない、アメリカにあこがれても中国にあこがれる国はないのではないか」などと教えていただきました。

 その後は地方議会についての報告とディスカッションで有意義な時間を過ごすことができました。人数が増えた分発言時間が少々少なくなったのが残念です。

     

     

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