待ちに待ったかは別の問題として、明後日7月2日に新可児駅前線の可児川に架かる可児駅前大橋が開通します。
駅前線の一部開通により車の流れがどうなるのか?・・・心配の種は尽きませんが、広見村木地区に流入する車が増えることはあっても減ることはないと予想されます。
そこで問題となるのが、歩車分離が出来ていない生活道路に車が流入し、そのほとんどが駅へ向かう時間に追われる危険な車ということになります。いつ死亡事故が起きてもおかしくない状況です。
6月議会の一般質問でも危険を回避する方法について議論してきましたが、その多くは通学路となっており、また、そのほとんどは歩車分離が出来ていません。集団登校する子どもたちと自動車が白線で仕切られただけの道路を共有している状態は、子ヒツジの群れにオオカミが一緒にいるようなもので大変危険な状況です。
通学路のような生活道路は、歩行者優先を明確にし、保護することが絶対であり、自動車は歩行者の妨げにならないよう通行することが大前提ですが、現状は車優先で走り抜ける危険なものとなっています。
生活道路が県道で整備がなかなか思うように進まない現状もあり、歩車分離が思うように進みませんが、新しい道路などを作る前に徹底した歩道の確保をするべきです。
広見を通る可児金山線は、一部バリアフリー工事をしたことによって、車道が狭くなり通り難くなったため車のスピードが遅くなり、事故も減ってきたように感じます。
市内各地にこのような道路があり、通学路を優先的に整備することになってはいるものの、なかなか思うようには進みません。遅れがちなこれらの未整備問題を積極的に解決して行きたいと思いますが、自動車を運転される方には少々辛抱してもらわなければなりませんね。
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