ひまわりのたね通信

社会福祉協議会は必要不可欠な組織です

  「社会福祉協議会費の使途は」7月15日付の中日新聞朝刊(可児地方版)のクローズアップに掲載された記事を読みました。
 自治会を通じて年間で一世帯当たり、社協の会費500円、共同募金600円を集めていることが慣例になっており、このことを疑問視する声もあがっている「使途が見えない」「もっと丁寧な説明を」「自治会に入らない人は集めていない。不公平ではないか」・・・との報道がありました。

 この報道は概ね正しい報道ではありますが、「だからどうあるべきだ」「他地域ではこのようなやりかたもある」「多くの市民が必要としている支援事業」等々、取材の方法と記事の掲載内容についてもう少し配慮があっても良かったのではないでしょうか。

 寄付を、自治会を通じて集めることは推奨するものではありませんが、任意の団体である自治会がその役割を担っていただいていることは、地域を守る意味からも大きな意義があります。

 社協の取組はなかなか見えにくいものですが、地方の地域社会にとって、その存在は至極大切なものとなっています。
 こんな狭い可児市内でも、それぞれ地域性があり一筋縄ではいきません。在宅医療や在宅介護、地域福祉の充実こそ今後の大きな課題となってきます。その中心で地域福祉をバランスよく行えるよう指導的立場にあるのが社会福祉協議会です。

 社協自体ももっと盤石な組織体制を作り、行政に頼らない自立の道を歩まなければなりませんが、そこには市民の協力は不可欠です。社協の組織を強いものにするために、自治会の協力は必要であると同時に、地域福祉の向上は自治会の至上命題であるとも思います。ここは、細く長く協力をお願いしたいものです。

多くの市民の皆さんからの協力を経て社協は成り立っています。

市民の皆さまからの会費(一般会費)
地区 件数 金額
今渡            1,402件       701,000円
川合              816件       408,000円
下恵土           1,815件       907,500円
土田            1,418件       709,000円
帷子            5,664件     2,832,000円
春里            1,437件       718,500円
姫治              946件       473,000円
平牧            2,908件     1,454,000円
桜ケ丘ハイツ        2,159件     1,079,500円
久々利             466件       233,000円
広見東             572件       286,000円
広見            1,270件       635,000円
中恵土             615件       307,500円
兼山              436件       218,000円
合計           21,924件    10,962,000円

法人会費(116件)               1,175,000円

団体等              124,000円

総額            12,261,000円

ご協力に心よりお礼申し上げます。

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