朝晩は少し涼しくなりましたが、厳しい残暑が続いています。残暑と言うより猛暑が続いているといった感じですね。
そこで今話題になっているのが、小中学校のエアコン設置です。これだけの猛暑が続くと、日中に鉄筋コンクリートの校舎内で、扇風機で過ごせと言うのは少々酷な話です。一方、精神論からみれば、「夏は暑いのが当たり前で、暑いから夏休みがあるのです。子どもは我慢することも覚えないといけません。」と言われます。
エアコン設置を進めたいことはやまやまですが、この問題はそう簡単にいかないところもあります。
小中学校の普通教室に設置する場合約3億5千万円の費用がかかり、全教室となるとその倍です。また、維持管理費が新たに発生することも頭が痛いところです。併せて夏休みがあるため、その使用日数は少ないことが予想されます。
その他の面から考えると、小中学校は避難所となっているため、災害後にライフラインが復旧した後も避難所で生活を強いられる方のためにも必要だとの意見もありますが、全教室に必要かどうかは議論が必要です。
その他、グリーンカーテンの徹底、日中に効果が期待できるミストシャワーなどを検討することも必要です。小学校だけでもエアコン設置をしてあげたいのはやまやまですが、どちらにしても難しい問題です。
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