広見西地区の地区社協の事業を拡大しようと、高齢者移送サービスについて検討を始めて一年になりますが、なかなかうまく進みません。アンケート結果では、多くの方が利用を希望しているのですが、ボランティアとして事業運営に参加してくれる人が少なすぎて、事業をスタートさせるのは困難な状況です。
頭を痛めていたところ、連絡所長から「自治会組織が独自に地域内公共交通を運営しているところがあります」と、8月号「まち・むら」の記事を紹介してくれました。栃木県宇都宮市で始まった事業です。
早い話、自治会が運営主体となりデマンドバスの運行をタクシー会社に依頼して、多くの方に利用されている実態が報告されており、ボランティアの心配や拠点基地の設置をすることなく、うまく運営されています。
「なるほでこの手があった」と早速、企画経済部長と総合政策課にこの資料を持ちこみ、国や県の補助金やまちづくり支援金などの調査等を依頼してきました。
できるかどうかはわかりませんが、今後も調査研究を進めていきます。自治会に入るメリット作りにも利用出来そうな事案です。
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