ひまわりのたね通信

9月議会が終了しました

  平成23年度可児市一般会計、特別会計を認定する通称「決算議会」が本日で終了し、決算は全会一致又は賛成多数で全ての議案が認定されました。
 決算を認定するにあたり、委員会でまとめあげた提言は以下の4項目です。

1.地域経済の活性化について
地域経済の活性化促進のため、地域に資金が循環し、景気浮揚に繋がる施策の更なる充実を図られたい。また、現在実施中の施策で効果が高いと認められるものについてはその継続を検討すること。

2.地域防災の充実について
地域防災計画の改定にあたり、一般災害、地震災害だけでなく原子力災害も十分に勘案した計画とすること。
また東海・東南海・南海の三連動地震に対応した連絡所・避難所などの体制整備を早急に行うこと。

3.市道の整備と管理について
歩行者の安全確保のため歩道等整備を進めることや、適切な道路維持管理を行うための長期管理計画(長期ビジョン)を早急に整え、十分な予算配分を行うこと。

4.学校の環境整備について
 小中学校の施設大規模改修事業は、ほぼ終了する。今後、発生することが予測される巨大地震対策として、施設設備(非構造部材)の破損、落下による危険性について早急に点検し、子ども達が安心して学校生活を送れるよう環境を整備すること。

以上、申し述べました要望事項のほか、委員会審査を通じて各委員から述べた指摘や意見を踏まえ、今後の行政執行に十分反映することを要望します。

 そもそも従来、12月議会で決算認定を行っていたものを、次年度の予算に反映するためにと9月議会での審議を議会側から要望し、執行機関の努力と協力もあり平成22年から決算特別委員会を設置して決算の認定を行っています。
 今年もその基本スタンスで決算について、質疑、自由討議、討論、採決の流れで行いました。また、提言の取りまとめの自由討論を分科会方式で行い、議論を深める効果も十分あったと思います。
 今後とも、しかりとした審議と議論、現実味のある提言の内容を充実させるべく対応を協議していきます。

 議会はひとまず区切りとなりましたが、自分は議会基本条例の最終調整が続きます。法令審査会での意見をもとに調整をする日々が続くのと、関連条例の見直しや会議規則や先例等の変更も考えて行かなくてはなりません。気が抜けるのは来年3月議会終了後ぐらいかな。

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