ひまわりのたね通信

緊急経済対策

連日続いた行事と大津での研修で、少々体調を崩し久しぶりに熱がでました。一夜明けて頭痛もおさまり体調は戻りつつありますが、今月もタイトなスケジュールに頭を悩ませています。

 政局が右往左往し国会が空転する中、政府から緊急の経済対策が発表されました。


「平成24年度一般会計の予備費及び経済危機対応・地域活性化予備費並びに東日本大震災復興特別会計予備費の使用に伴う地方負担への対応について」

本日、政府は、平成24年度一般会計の予備費及び経済危機対応・地域活性化予
備費並びに東日本大震災復興特別会計予備費の使用を閣議決定したところでありま
す。
これに伴う財政措置として別紙のとおり講じることを予定しておりますので、お
知らせいたします

本日、政府は、平成24年度一般会計の予備費(232億円)及び経済危機対応・地域活性化予備費( 2 , 49 0 億円)並びに東日本大震災復興特別会計予備費(1,203億円)の使用を閣議決定したところである。
今回の予備費使用においては、歳出の追加に伴う地方負担が生じることから、これに対しては以下のとおり財政措置を講じる予定である。

政府が、予備費を使う緊急経済対策を閣議決定しました。国費で最大で4226億円、事業費総額は7500億円超になる模様です。
成長戦略「日本再生戦略」施策の前倒しや東日本大震災の復興などを柱に、後退懸念が広がる景気の下支えが狙いで、補正予算では、国会での成立のめどが立たないことから、経済危機対応・地域活性化予備費と東日本大震災復興特別会計予備費などを活用するようですが、内閣府の試算では、GDPを0.1%強押し上げ、4万人の雇用創出につながるとしています。予備費の流用なので国会審議はいらないようですが、地方負担が増えた分は交付税処置するとのことです。いつものことですが、にわかに信用できないような気がする議員は結構いるようです。どちらにしても、金融政策を決めたその日に円高、株価下落する今の政府が行う緊急対策に期待するところは極めて薄いことが現実です。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

カテゴリー

過去記事

PAGE TOP