先日の岐阜新聞でこのような全面広告がありました。
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みなさんと話したい。できたこと、できなかったこと、そしてどうすればできるのか。
民主党 政策進捗報告会
疑問もお叱りもぶつけてください。
政権交代以来の3年間をふりかえり、
民主党政権で何ができ、何ができなかたを
皆さんと直接お話する「政策進捗報告会」を全国で開催します。
できなかったことを真摯に反省しお詫びし、その理由を明らかにして
次につなげます。
「検証」というプログラムを踏み、これからやるべき事をはっきりさせていきます。
どうぞ厳しい声をください。すべて、受け止めます。
内閣総理大臣・民主党代表
野田佳彦
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10、11日と17、18日に全国11か所で開催するようです。その費用は数億円といい、税金からなる政党助成金があてられているのでしょうか。衆院解散に向けた環境整備との見方が強い今回の報告会にどのような意味があるかは理解できません。
「民主党政策の進捗状況・政権実績等を説明し、その反省すべき点や課題を受け止め、できなかったことについてはその理由を検証することで今後のマニフェストづくりに国民の声を反映していきます。民主党に対する批判やご意見、ご質問を聞き、集まった声に対して詳しくご説明します。ぜひお声をお聞かせください」とのことで、全国11カ所(札幌・東京・名古屋・仙台・高松・横浜・金沢・広島)で開催する予定となっていますが、先日のJIAMでの研修の折、マニフェスト選挙を提唱し、それを実現させた張本人である北川恭正先生が「マニフェストをサギフェストへと陥れた民主党には困ったものだが、マニフェストは国民との契約であり、書かれていないことをやった野田政権は論外だ」と強い口調でおしゃっていました。
内閣改造したにもかかわらず支持率が19%に急落し、不支持が68%に上昇しました。民主党が、どんな言い訳をするか聞いてみたいとも思いますが、このタイミングでおこなうことに何の意味があるのかわかりません。「遅すぎる」の一言です。
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