昨日は午前中に議会運営委員会、午後からは中濃十市議会議長会議員研修会が糸貫で開催されました。
議運では決算での反省等を各会派で取りまとめて提出し、今後の予算審議や決算の認定に活かすものです。それぞれの考えがありますが、ここは経験豊富な委員長(決算2回、予算1回務めた委員長)にお任せし、25年度予算審議では、より議論が深まる方法を模索していただければと思います。
また、議会基本条例制定後の動きに関して私から説明しました。先ずは倫理規定を3月までに定めること。これは条例施行に絡み必須なことで、必ず議会が行わなければならないことです。
その他では、条例施行で齟齬が生じる政務活動費に関する件や、会議規則の見直し、先例・申し合わせ事項の見直しを行うこと。議会報告会の準備を進めることなどが優先課題として取り組むべき事柄です。基本条例を制定した後も課題は山積しており、各議員のモチベーションを維持することが必要となってきました。
JIAMでの研修で気付いたことの中で、早速可児市議会で対応出来そうな点、傍聴者の氏名記入の廃止、ICTの活用でi-patを利用したペーパレス化とSNSを利用した委員会運営について委員会で提案しました。
午後からの研修では「議会人の常識」と題して、日本経営協会講師の大塚康男先生の講演があり、議員の発言や懲罰動議、兼業の禁止などについて話を聞きましたが、普通の議員なら大体理解していることが多かったですが、私自身も勘違いしていた部分があり勉強になりました。
9月議会が終了し議会や議員の活動が見えない。何をやっているか分からない。との声に応えるよう情報発信の方法も考えなければなりません。
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