可児市議会では今日から一般質問が始まります。質問者は12人で私は5番目で、今日の午後からの質問となります。
質問内容は以下の通りです。
質問:1 件名:災害時要援護者の避難支援と福祉避難所について
詳細:
災害時要援護者は、高齢者世帯、要介護者、障害者、難病患者、妊婦、5歳未満の乳幼児、日本語に不慣れな外国人といった災害時に1人で避難が難しい住民のことで、このうち、避難対策の対象者の範囲や優先順位は各自治体が決め、政府が2009年度をめどに各市町村で支援の方針を策定するよう呼びかけたもので、また、福祉避難所は1995年の阪神大震災の際、高齢者らへのケアが行き届かず「震災関連死」が相次いだことから考案された障害者用トイレや介護用品、介護員の受入れ体制が整った避難所である。
福祉避難所については、未だ指定施設がない市町村もあるが、可児市においては可児市福祉センター、可児川苑、福寿苑、兼山やすらぎ館4ヶ所と、民間事業所10か所との協定が締結されている。民間事業所を加えると14施設となり、小学校区に一か所程度が望ましいとする国のガイドラインはクリアしていることとなる。
しかし、災害時要援護者の移動支援や、一時避難所での受入れ体制、福祉避難所の体制づくりは万全か疑問が残る。現在可児市では地域防災計画の見直しも行われているが、以下の質問をする。
1,災害時要援護者への支援体制は十分実行可能な状況か。また防災ガイドブック以外での対応は行っているか。要援護者への一時避難所の体制は出来ているか、そのガイドラインは。
2,福祉避難所の機能は整っているか、また介護員の支援体制はどうのように行うのか。民間施設との協定の内容は。
質問:2 件名:大規模開発やイベントによる市の活性化について
詳細:
ソニーの美濃加茂工場の撤退など、景気低迷時であるにも係わらず、可児市内では流通業の出店が相次いでいる。広見東部地域では、さらに大規模な開発計画が持ち上がっている。これらの開発について、「市民参画と協働のまちづくり」を進める可児市として、どのように考えるか。
また、本市において国体女子ゴルフが開催され多くの大会役員や選手が数日間宿泊されたが、その経済効果はどれほどになるか。また、今後の大規模イベントの誘致、実施についてはどのように考えるか。
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