今回、総務企画委員会で発委した意見書が全会一致で可決されました。この意見書は花フェスタ2015の開催を県へ求めるもので、その素案が出来上がった事と知事選挙を前にした効果的なタイミングであることが今回の意見書提案となりました。公園を運営する運営グループ、商工会議所などの各種団体と力を合わせ是非開催にこぎつけたいイベントです。
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(仮称)花フェスタ2015の開催を求める意見書
花フェスタ記念公園は約7,000品種、約3万株のバラ園を有しており、国内での評価はもとより、平成10年に開園からわずか2年余りで英国王立バラ協会から友好提携公園として認められ、平成15年には世界バラ会議の優秀庭園賞を日本で初めて受賞するなど海外での評価も高く、学術的な価値、都市公園としての役割、観光資源としての能力が非常に高い公園である。
同公園は、平成22年に岐阜県による指定管理者の公募により、イビデングリーンテック株式会社を中心とする花フェスタ記念公園運営管理グループによる運営となり2年目を迎えた。
平成23年度においては収支や入園者数が大幅に減少したため、今年度は各方面への宣伝活動や料金改定などにより集客力を高めたものの、その収支は依然として厳しい状況である。
現状を改善するために、岐阜県が同公園を有効活用し、地域との連携や県内、市内などの観光資源との連携を強化することにより、経済波及効果を生み出し、さらには観光振興に繋げることが出来る。
そのためにも、入場者数、事業収支においても良好な結果となった「花フェスタ’95」、「花フェスタ2005ぎふ」に続くイベントを開催することにより、同公園の知名度をさらに上げる必要がある。
よって、岐阜県においては地元可児市をはじめ周辺自治体、各種団体と連携し「花フェスタ2005ぎふ」から10年を迎える2015年に「(仮称)花フェスタ2015」の開催を求めるものである。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成24年12月26日
岐阜県 可児市議会
岐阜県知事 古田 肇 様
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