今回の研修で初めて国立国会図書館を見学しました。この施設は国会の下で運営されており、その管理責任者は衆参の議会運営委員長が務めることとなっていて、館長のはじめ多くの職員で運営されています。
図書館の新館は地上4階、地下8階で、国内外のありとあらゆる出版物を原紙保存しているとのことです。紙を保存するということから、温度22℃、湿度55%に保たれ、トイレやスプリンクラーは設置していないとの説明がありました。
ちなみに、可児市が発行する広報や議会だよりなども保存しているとのことです。視察では、明治26年発行の朝日新聞の原紙や第1号の少年マガジン、少年サンデーも見ることが出来ました。
「100年後に必要とされる時が来るかもしれない」との思いで、すべての出版物を原紙で整理保存(一部デジタル化)しているとのことでしたが、その方法は、ほとんどが手作業でデジタル化した現代で、人間の手でしか出来ないこともあることを実感しました。
国会図書館のHPからいろんな使い方が出来ることも初めて知りました。
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