内閣府地方分権改革推進室の2人の参事官補佐の方から地方分権改革と道州制について、今後の見通しなどについて講義を受けました。
地方分権改革の課題と今後の展開は、民主党政権になって地方分権改革は足踏みしてしまった印象が強いようで、地域主権改革戦略大綱を受けて、義務付け枠付けの第4次見直しを各省と調整中とのことでした。こちらも詳細については後ほど掲載しますが、今回の一括交付金の廃止については、地方分権改革の後退ではないかと指摘しました。合わせて、内閣府が各省庁の圧力に負けないよう、地方の意見をよく聞き、また地方の現場、実情をよく見て進めてもらうようお願いしました。
また、道州制については多くの国民が、なんとなく理解しているものの、その実態を把握していない現実があることや、提唱しいる維新の会やみんなの党なども具体的な制度(仕組み)を提示していないのが現状で、抽象的に表現すると道州制を、なんとなくふわっと理解しているにすぎないこと、道州制は一つの方法ではあるけれども絶対的なものではないことなどを意見させてもらいました。
安住アナウンサー似のイケメン官僚さん達が、各省庁相手にいかに頑張るかが地方分権推進の明暗を分けることになると思います。
この記事へのコメントはありません。