ひまわりのたね通信

総務企画委員会で市内新設企業訪問

 予算決算委員会終了後、午後から総務企画委員会で市内への新規進出企業の現場を訪問視察しました。

 1ヶ所目に視察したのは、二野工業団地に建設中の日本特殊陶業株式会社です。建設途中なので工場の概要を工事担当者から聞きました。
 建設中の工場は、鉄骨で地上4階、高さ23.7m、延床面積52,863?、241m×157mの巨大な工場で、総工費67億7千万円、10ヶ月の工期で延べ8万人が作業をするとのことでした。工場の詳しい業務内容は解りませんでしたが、竣工する12月ごろには再度の視察を行いたいと思います。

       

 2ヶ所目の視察は、そのお隣に今年2月に竣工した株式会社神田商会です。この会社は東京の神田駅前に本社がある楽器の総合商社で、自社ブランドを中心に海外の著名ブランドや国内の一流ブランドを広く扱い小売店に卸している会社で、有名なのはエレキギターのグレコとゼマィティスということです。ローリングストーンズやエアロスミス、コブクロ、チャー、奥田民生など有名人が愛用しているようです。商品のゼマィティスは1本100万〜250万の高級品でグレコは3万円程度の初心者用との説明があり、今後は国産品だけではなく海外で作ったグレコの販売に挑戦されるとのことでした。
 ここの社長は可児市今の出身だそうで、今地内に工場を持っているとのことですが、恥ずかしながら視察へ伺うまで知りませんでした(@_@;)
 市内にヤイリギターさんと神田商会さんというギターに特化した二つの有名メーカーが工場を持っているところはあまり聞いたことがありません(浜松市は別格として)新しい可児市の顔になりますね。

       
         1本210万円の自社ブランドギター

       

       
       工場を案内してくれた取締役の鈴木さんは今在住です

 3ヶ所目の視察は、広見東部インター付近の可児市柿田流通工業団地内に設置されたメガソーラです。この場所は残念ながら周辺からは全く見難い場所にあるため、その姿を目にすることはありませんが、実際現場で見てみると岐阜県1位、中部電力管内1位が頷けるスケールのものでした。設置者は株式会社センゾーで、主にハンドバッグ、財布、その他、服飾関連商品の企画、製造、卸販売をメイン事業とし、関連会社として、株)コランド/親和開発(株)/名古屋グリーンカントリークラブ/(株)ドン/(株)デコラスを持つ会社です。
 メガソーラは設置面積30,300?、総出力1,951MW(民家500軒分)パネル8,064枚、パワーコンディショナー8基で敷地面積1万坪の巨大な施設です。京セラ製のパネルを設置しており、総工費は6.5億円で、売電価格を42円とした場合年間7,000万年の売上となり10年で採算が取れるとのことでした。

       

       

 いろんな企業が可児市へ進出してきています。行政の担当者の頑張りもあり企業誘致は進んでいるように見えます。今後は、議会側としても積極的に誘致活動への協力や企業訪問をしていかなければなりません。

 
 

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