ひまわりのたね通信

平成24年度広見小学校卒業式

 平成24年度広見小学校卒業式が挙行され、6年生135名が元気に巣立って行きました。今年の式典は体育館も比較的暖かく持参したカイロは不要でしたが、2時間ほどの長丁場で気分が悪くなった児童も数名いました。

 在校生の5年生と卒業生を比較すると、歴然とした身長差があり男女ともに平均で7CM程の差となるようですが、見ためではそれ以上に感じます。卒業生135名での身長差も大きく、中学校、高校で一気に大きくなる子どもや、大学生になってからも身長が伸びる時代となりました。

 来賓祝辞の中で、「小学校生活六年間を支えられ、その中に、語り尽くせない多くの喜びと、ご苦労があったことと思います。あらゆる努力と皆様のすべての愛が、ここに実を結び 義務教育の第一段階を終えられたことを、改めてお祝い申し上げます」と保護者の皆さんの労をねぎらいました。

 卒業生のみんなには
「さて、卒業とは、全過程を学び終えることです。そのエンドラインに立つことが、新たなスタートラインに立つことになります。卒業は、新しい自分を見つけ出す おおきな第一歩を踏み出す事だと私は思います。
 新しい出会いに感謝しつつ、新たな第一歩を踏み出す機会とし、今ここから輝ける未来に向かって 歩き始めましょう。
 中学校は、同じ義務教育ではありますが、児童から生徒へと呼び名が変わるように、君たちを取り巻く環境は大きく変化します。
しかし、どのような状況下においても、広見小学校で学んだ事を基礎にし、あきらめない強い意志と、果敢に挑戦する意欲を身に着け、困難に立ち向かい、人を信頼し、決して一人では悩まず、新しい世界を切り開いてください。

 君たちには、もう すぐそこに、中学校生活という新しいスタートラインが用意されています。

 不況という長いトンネルの出口も見えかけた今日、私たち大人は力を合せ、この困難に立ち向かい必ずや明るい豊かな社会を再構築することを ここに約束いたします。
君たちは何も心配せず 安心して中学生活を楽しんで下さい。

そして新しい生活の中で、苦しく・辛くなったとき、我慢できなくなった時は、すぐ家族に話をしてください。
 おとうさん・おかあさんは 君たちを 命を賭けて守ってくれてます。そして、君たちを育て、教え、導き、見守っている人は、自分の事では泣けなくても、君たちのことでは、心から泣けるのです。君たちのことでは、いくらでも頑張れるのです。

 最後に、被災地で頑張っている仲間のためにも、どうか人生を大切に、そして、一歩一歩確実に歩いてください」

 自分を大切にして、これからも人生を真っ直ぐ歩いて行ってもらいたいと思います。

       
 

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